
“We are way too good at saying goodbyes”
Friday Night Plansのこれめっちゃ好き。
この曲の歌詞で”Let me give you more pain. Cause this is bigger than you thought”ってくだりがあって。
そうですよね別れる時って結局いつもそうだよねって思う。
大人になればなるほど「物分かりがいい奴」を演じるのがうまくなって、これ以上傷つかないために私たちは「当たり障りない別れ」があると信じたがるのだけど、結局のところ当たり障りのない別れなんて存在しないし。
私はこの歳で結婚してないから現役で恋愛していいhuman beingなわけなのだが、最近は相手が誰でも「どう始めるか」よりも「どう終わるのか」のほうがいつも気になっている。
もはや結婚がハッピーエンドではない自分にとって、「いずれ自分はこの関係をどう終わらせるか」を誰と出会ってもいつも考える。
いやあー 綺麗なままでなんて別れられないですよねえ。
すごく好きで始まってても、最後は嫌いになるんだもの。
というか、好きだったからこそ嫌いになるんでしょうけど。
この歳で家庭をもってないと、既婚男性が外で遊びまくってるのとかも散々目にしてしまう。
なんなら自分が接触事故に遭うことだってある。 (全部事故だったと思うことにしている)
ずっと一緒にいるという約束して結婚してる人たちでさえ、そんなだし。
妻の洗濯したであろう柔軟剤の香りがするシャツを着た既婚男性と会った時に、「あー、あと1回会ったら私はこの男のことをすごい嫌いになるだろうな」と思ったことがある。
別に不貞行為がどうこうみたいな概念は持ち合わせてないので、そこはみんな勝手にすればいいと思うのだけど。
ただ既婚男性と未婚女性の組み合わせって、結局社会的にはこっちが搾取される構造になってるんで地獄だと思いますよ。
下手したら慰謝料請求とかされちゃうからねえ…。
結果、好きだったはずが嫌いになるのが目に見えてるよね。
その人とはそのまま1度も会っていないが、それは私が「当たり障りなく別れられる大人の女」だからではなく、むしろ逆であろう。
そんな夢のような女(女に限らず)は多分どこにも存在しないし、いるのは「いつか嫌いになるかもしれない」という思いを抱えながらあるはずのない永遠を追いかける女か、嫌いになる前に始まりを終わりにする女のどちらかじゃないだろうか。
まあでも格好つけてこういうこと言っててもさ、誰かを好きになったら結局なんやかんや情緒にまみれてゴロゴロ転がり落ちて気づいたらloveとhateがぐちゃぐちゃに入り混じって、ワケわかんなくなって相手をボコボコに傷付けて八つ裂きにして血塗れで別れを迎えたりするときもあるよね!
他人を好きになるってそういうことでしょ?
だからそうならないように、できるだけがんばってる。

