真っ赤なキムチでビンタ

「Fu*k三浦瑠麗」のパンチラインで知られるmoment joonのKIMUCHI DE BINTAは、嫌韓思想の人に絡まれた時のアンサーとしていつも心に持っておきたいと思うね。

個人的にもキムチは韓国人のソウルフードなので、そのソウルを1枚おじゃんにしてもビンタに使うっていうのはなかなか魂を賭けたディスですよ。



私の母方の親戚はみんな韓国に住んでるので、当然男子は兵役にも行ってる。

数年前、韓国の祖母の家に行った帰りの空港で日本行きの飛行機を待ってた。

ハタチくらいの若い男の子がひとりで同じ飛行機を待ってて、なんでか覚えてないけどポロポロと世間話をはじめた。

ちょっと緊張してソワソワしてると思ったのも納得、はじめてのひとりでの海外旅行だったらしい。

来年から徴兵に行かなきゃいけないから、その前にどうしても旅行しておきたかったと。

日本は物価が高いから心配だなあ、と言ってて、安いゲストハウスとか居酒屋とかもちゃんとあるから大丈夫よーなんて話をしてた。

男の子が去ったあと、私の母は「あんなまだ子供みたいな子が軍隊に行かされるなんて、かわいそう」とものすごく複雑な顔をしてた。

母にとっては自分の息子(私の兄)だって、同じ立場になり得たのである。

日本では二重国籍が認められておらず、兄は18歳になる前に国籍を帰化しているので、兵役には行っていない。

(こういうこと言うと「日本人のフリして得しやがって」みたいなこというネトウヨ虫が湧いてくるけど、うんそうだね得しちゃったかなありがとう!
でもお前らみたいな虫ケラに一生絡まれ続けるうえに「帰れ」と言われるその土地は住民票もなければ友達もいない異国なので、実質帰るところなんかないのに「帰れ」と蔑まれ続ける地獄だよ、意味わかる?)


男の子は、私と兄は韓国人だけど日本で育ったという話を聞いて「日本では徴兵に行かなくていいから、それだけでラッキーだよ。いいなあ…。」と呟いていた。

そうだね、まあ虫ケラには絡まれるけど、あの子が失った若い時間というのを私たちは失わずに済んでいる。

こちらが、moment joonによる痛快なパンチラインです…。

自身も兵役に行ったmoment joonは徴兵制について「全部デタラメ。そんなの要らない。その時間もっとクリエイティブに、豊かに過ごすほうが魂にとっていいに決まってる」と、シンプルに語ってました。



兵役というものを身近に感じてない日本人が語る「徴兵制の是非」なんて、大体がちゃんちゃらおかしく感じる。

なんかフワッとしたギャグにしか聞こえないんだよな。

全て外野の妄想なんですよ。

そんなものは10代の子とかに議論させたらいいよ。


どうせオッサンもオバサンも、偉そうなこと言ったって血も涙も流す気ないんだから。


「知識人」の殻を被った空っぽなオジサンオバサンが、どんなにもっともらしく思慮深いようなことを言ってたとしても。

それが他人の血と涙の上に成り立つようなことならば、もうこれ以上絶対に受け入れてはだめだよ。


Amazonプライム解約運動が飛躍しすぎだとかいう著名人もいたけど、え、全然おかしくないよ、消費行動で意思表明するのは一般市民として当たり前のことじゃないんか。

むしろ日本人大人しすぎるくらいだよ。

これがもし韓国で「女性や高齢者にも徴兵制を設けましょう!」みたいなことを政治学者が安易に発言してたとしたら、その人の自宅に反対派が押し寄せてフルボッコじゃないですかね。


そうそう「朝鮮人は野蛮」だからね!

馬鹿げたこというやつはみーんな、キムチで往復ビンタだよ。




(※「真っ赤なキムチでビンタ」はmoment joonのリリックの一節です。)