失恋につける薬などない。血を吐けそして立ち上がれ。

マッチングアプリのリサーチ案件を今月で辞める事にした。

1番の理由は、もう私自身がどのマッチングアプリも使わなくなってしまったから。要するに飽きたんです。これ以上はリサーチのためにウソのやり取りを続けることになってしまい苦行以外の何物でもなさそうなので…。

しかし1年ほどで本当に面白い出会いが色々あった。

でもやっぱり印象的だったのは、先日も書いた失恋男子たちだろう。
「生温い都会の夜に住む男

長く付き合ってた彼女に振られて、まずマッチングアプリ云々で新しい相手を探しだすっていう男性たちを見ていて、あーなんか、別れに対する対処の仕方ってすごく男女の違いが出るのかもなあと思ったのです。

まあ男が女がって定義すんのはあんま好きじゃないんですけどね。そういう時代でもないし。


でもごく一般的なところでいうと、女性の方が別れの痛みには強い気がします。


私は30代も半ばですが結婚していません。
とはいえずっと恋人がいない的な、なんていうの、喪女?的な人生を送っていたわけでもないです。

ということはつまりだな、若いうちに結婚してる人に比べて、経験してる別れの数がハンパないんですよ。残念ながら。

もうね、現れては去っていくんで数も数えてないしマジで恋人とか何人いたか忘れました。覚えてるわけねーだろ35歳だぞゴルァ。


でさー、私気付いたんですけど、女性って毎月生理来るじゃないですか。

生理中ってプロスタグランジンとかリラキシンっていう骨盤を緩めたり子宮を収縮させるホルモンが分泌されてですね、それはもうお腹が痛くなったりとか眠すぎて気絶しそうになったりするわけです。

この状態になると、なんかマジで色んなことがどうでもよくなるんですよ。

だってもう眠すぎて三途の川渡りかけてるし、腹は痛いし血は流れてるわで、男のことなんか考えてらんないんですわ。

なんか女って、多分そうやって別れの痛みとかもなんかうやむやになっていくんじゃないですかね。

んで生理が終わる頃にはエストロゲンもプロゲステロンも減少して軽くハイ状態になってるんで、
「パーティイィ!!キャピィーーーー!!」とか言って新しい男性を探しに行くわけです。


その点、男性の体ってのはそうもいかんのですよ。

生理という自浄システムが付いていない男性は、汗をかくか涙を流すか精液を排出することくらいでしかデトックスできません。

さらに女性ホルモンという都合の良い脳内リセット物質も出ないため、相当な自己制御を行わない限り元カノのことを考え続けてしまう危険すらあります。

そう考えると、失恋直後の男性がとりあえず他の女を探しにかかるのも凄い納得じゃん。

とりあえずセックスしとけば汗かいて精液排出はできますしね。

デトックスデトックス。


いやしかしだな。


おそらく辛い別れを経験した人はほぼ100%が、前の相手よりもっと良い人と出会いたいと考えると思います。

しかしそのためには、その別れを噛み締めて血とかゲロとか吐いてのたうち回ってから這い上がるという、中島みゆきさんの「わかれうた」的プロセスが結局必須なんですよ。

別れたってことは何かしらお互いに原因があったわけなので、そこから学ばないことには、それ以上にしっくり来る相手を見つけるのは難しいです。

女性の場合はここに生理という自浄作用がはさみ込まれるんで、なんかもう血と涙とゲロまみれでわけわかんなくなってるうちに別れフェーズから脱しているわけですが、男性は子宮を介さずして別れと向き合わなければいけないのが辛いところ。


実際私が出会った失恋男子たちも、去ってしまった元カノよりハイスペックで自慢できる彼女を必死に探しているようでした。

でもなんかね、彼らがもし別れの辛さを受け止めて、自分の仕事なりクリエイティビティなりに打ち込んで「そのへんの女で妥協しねえ」みたいな空気感を纏っていたら、逆に女の方からホイホイ寄ってくるんじゃないのって思ったんですよね。

そもそもスペック高めの男性陣だったので、なんかその「別れの辛さから必死で逃げてる感」みたいなのがなければモテるはずなんですよ。


恋愛のセオリーでは、求めれば求めるほどに、求めていたものからは遠ざかるということがよく起きます。

私が言っても何の説得力もないけど、男も女も自分を安く売り捌いちゃダメってことですね。



今これを読んでる、30代で失恋した皆さん。

皆さんは、これから血と涙とゲロを垂れ流して「わかれうた」を歌いながら敗者復活戦に挑むことになります。

30代にもなってしまったのでもう復活できないと焦っている方も多いでしょう。

しかし安心なさい。世界の先進国はどんどん晩婚化が進み、日本では2016年の国勢調査によると30代前半男性の独身率が47%でした。

男女ともに生涯未婚率は増え続けていますし、30代以降はさらにバツイチ組が市場に加わります。

「30代なのに結婚してないのヤバイよ」とかいう奴は田舎者か、ロクに恋愛市場に上がったことすらないブスなので気にしなくていいです。

だから何が言いたいかってーとだな、まあそんなに悲観してそのへんのクズみたいな物件を掴まなくても、まだまだ出会いはあるし30代の恋愛は楽しいよ!ってことだよ!

もう私がマッチングアプリで人間観察することはなさそうだけど、世の独身貴族たちが自分を安売りせず、血を吐き這いずり回って立ち上がり幸せを掴みますように。


…ま、どーでもいいけど。パーティィ!